眞願寺報恩講報告③ 

投稿日:2018年11月7日

11月に入り割合暖かな日が続いています。例年だと冷たい雪が降る日もあるのですが、過ごしやすくなっています。境内でも紅葉が進み、落ち葉の清掃も最盛期となりました。今年はニューマシンを購入して、皆さんに喜んでいただいています。重量はありますが、いいですね。

 

 

さて、遅くなりましたが報恩講最終日(9月30日)の報告です。朝6時に梵鐘が響き渡り、法要一時間前をお知らせしますが、5時半頃より、総代さんや壮年会役員さんがお寺においでになり、清掃作業をしてくださいます。婦人会の皆さんも朝のお斉の準備です。頭が下がりますね。

午前7時、晨朝勤行。調声は石堂廓成氏。この7月に本願寺派宗務員資格の法務員名簿に登録、8月には教師資格(住職になれる資格)を取得し、10月より特別法務員を目指して、京都で学ぶ事になっています。これから益々学びを深められることでしょう。ご門徒もご一緒に正信偈を拝読し、住職の「御俗性」拝読を聞いていただきました。そして竹田先生の短いご法話。報恩講三日目、有縁の皆様とすがすがしい朝を迎えさせていただきました。

朝のお斉は恒例のバイキングです。婦人会皆さんと当番地区の皆さんで一生懸命作っていただいた精進料理がずらりと並び、炊きたて新米の白米と納豆汁で、おいしくいただきました。

9時50分、外陣の大太鼓が鳴り響き、いよいよ満日中法要です。導師は礼装第一種の装束を身にまとって、住職が勤めました。雅楽を奏でる楽人の方々と法中の皆さん、そして参詣くださった多くの皆さんとご一緒に、「五会念仏作法」のお勤めです。

法要中には阿弥陀如来のお得を讃えつつ偈文を読誦しつつ、阿弥陀如来の周りを一周歩く行道(一偈一匝)もあり、賑やかに雅やかにお勤めされました。そして役員はじめ皆さんにも焼香をいただきました。

法要後、「御礼言上」が院内を代表し住職より、御講師御法中へ述べられました。

続いて髙間責任役員よりご挨拶。そしてこの度叙勲を受けられたお二人に、浄土真宗本願寺派石上智康師より表彰状と褒賞が届き、札幌組組長より伝達式が行われました。眞願寺からも記念品が贈られ、皆さんよりお祝いの拍手が送られました。

眞願寺総代 安孫子建雄氏 旭日小綬章(経済産業功労 商工会議所会頭他)

眞願寺門徒 花岡勝美氏 瑞宝単光章 (警察功労 北海道警察警部)

心よりお祝い申し上げます。

また、京都本願寺で四日間の中央教修を終えられ、門徒推進委員となられた北喜伸博氏と萩原芳昭氏に委嘱状の伝達がありました。都合で萩原氏は欠席でしたが、今後お二人には眞願寺のいちょう会でも、聴聞第一に寺問興隆のためご尽力いただくことでしょう。

最後に一席竹田嘉円師よりご法話をいただき、まじなく円成となりました。多くの皆様にご奉仕いただき、門信徒皆様はじめ他の門信徒の皆様にも参詣いただき、三日間過ごすことができました。これひとえに親鸞聖人のお導きによっていただいた、尊い仏縁とありがたく存じます。今後も眞願寺よりお念仏の声が響き渡るよう、地域社会に貢献するお寺であるよう願いつつ、最後の直会においしいビールを皆さんといただきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください