師走も半ばを過ぎ、今年もあと二週間となりました。今週に入り真冬日が続き、境内も冬景色となりました。
世間ではコロナウイルス感染症の拡大が懸念され、GoToトラベルが1月11日迄中断されることになりました。医療破壊が起きないように、皆さんで協力していかなければと思います。しかし経済的な影響は避けられないでしょう。何にしても大変なご時世ではありますが、お互いに助け合いながら、皆さんとともに安定した生活が出来るよう、過ごしていきたいと思います。
さて、11月16日に行われた秋季永代経のご報告です。ご本堂はじめ館内全域で感染予防を行う中で、行われました。さすがに参拝された方も例年に比べると少なく、約30名ほどでした。
今回もYoutubeとInstagramにてライブ配信を行い、ご家庭でも参拝していただけるようにしました。たくさんの方が配信をご覧になっていたようです。終わった配信もご覧になれます。(このHP右上よりご覧ください)
三日間の秋季永代経の予定ではありましたが、諸般の事情により16日の一座となり今年の開闢法要も併修してお勤めしました。法要では向かって左余間を御忌前として、永代経開闢の掛軸六幅を奉献、法要の最初に導師が焼香しました。
法要は無量寿経四十八願文をお勤めし、法要中に開闢の方々に御忌前で焼香していただきました。
法要終了後、開闢の方々を広間にご案内し、住職より御礼のご挨拶と記念品の贈呈式が行われ、坊守より茶菓子の接待がありました。
ご法話は門信徒追悼会に引き続き札幌市琴似浄光寺ご住職青山直樹師に一席のお取り次ぎをいただきました。
午後2時半には終了し、皆さん帰路につかれました。平素は三日間ではありましたが一日だけとなり、1時間以上短縮した中で行いました。寂しい思いにもなりますが、ご法要が出来た事だけでもありがたく感謝したいと思います。そしてこれからもその時の状況に会わせて、出来うる事を考え、実行していこうと思います。