かっくんの仏事あれこれ

投稿日:2023年9月20日

 皆さん。今日は暑いですね~。って今年は何回言いました?あと何回言ったら涼しくなってくれるんですかね…。本当に耳にタコができてるんじゃないかと鏡を見て確認する毎日です。
 今回は「お彼岸」についてお話ししようと思います。なんでお彼岸は春と秋にあるか皆さんご存じでしょうか??
 昔から人は、朝日が昇る東の方向に命の誕生を、夕日が沈む西の方向に命の終わりを感じ、それを人生になぞらえていたんです。そこで阿弥陀様は、私たちに命が終わる時との境界に、仏と生まれる人生であることを教えるため、「西方」に浄土を開かれた。と、ある師( 道綽禅師) が受け止めたんです。
 一年の中で特に春分、秋分は太陽が真東から真西へ移動する。なのでこの2度が阿弥陀様の西方浄土に最も適した修行の時だと書物に示されているんです。言い換えるなら、仏教週間でしょうか。
 お彼岸には、ご先祖を偲びながら、それは私がみ教えに出遭うご縁であった事を聴聞させていただき、あらためて自分自身の日々と人生、正面から向き合っていく。そんな時間を過ごしていただきたいです。
石堂 郭成(釋 廓成)  

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