9月に入り、寒暖の差を感じるようになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。北海道の本派寺院では、8月末より11月の初旬にかけて、報恩講のシーズンを迎えました。年間の恒例行事で一番大切であり欠かすことの出来ない儀式が親鸞聖人のお得を偲ぶ『報恩講』です。眞願寺でも平素からお付き合いいただいている近郊や親戚寺院の報恩講には出勤させていただき、当寺の報恩講にも御出勤いただいています。
その中で、9月5日から7日まで、当寺相焼香の厚別安楽寺さまの報恩講がおつとまりになりました。今年は特に6日の大逮夜法要に、眞願寺の婦人会が団体参拝させていただきました。「相焼香」とは、お互いの寺院で大切な行事には、必ず出勤し「導師」などの要職を行いあう寺院のことを言います。そのご縁を代々いただいてているのが安楽寺さんです。
ちょうど6日の大逮夜は導師として出勤させて頂き、賑々しくお勤めさせて頂きました。眞願寺の婦人会の皆さんも、お斎からごちそうになり、そのお寺お寺によってご接待のちがいもあり、大変勉強になったようです。安楽寺さんの皆さんには、身に余るご接待を頂きました。ありがとうございました。
さて、当寺の報恩講は9月28日より30日と、あとひと月となりました。先日の10日には、寺報「響34号」の発送作業にあわせて、合同準備委員会がおこなわれ、お彼岸のバザーやなごみ食堂の準備もあわせて、報恩講に向けての会議が開かれました。皆さんのご尽力を頂きつつ、準備を重ねていきたいと思います。昨年の報恩講の様子
明日の16日は、おみがき清掃奉仕がおこなわれます。お天気も心配ですが、ご本堂や境内すべてを清掃して頂きます。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。
12日~13日とご本堂で葬儀がおこなわれました。悲しみの中での儀式は、つらい一時でもあります。そんなご縁も、お寺できちんとしたお荘厳で意義ある儀式になればと願いつつ、故人を偲びお念仏いただいました。
8月から総合玄関の足元に水鉢にお庭の花を飾らさせて頂いています。玄関ロビー奥の中庭には秋明菊が咲き始めました。今日は秋の雨になりました。本州では台風が心配ですね。