「嫌だなあ」と、本当に嫌そうに顔をしかめられる男性がいらっしゃいます。その人のお兄さんの満中陰の席でのことです。しきりに、「嫌だ」と言われるので、理由をうかがってみると、「この兄貴の死んだ日は、私の誕生日なんですよ」とい […]
浄土真宗の知識
お仏壇に水はそなえるの?
お仏壇に、茶湯器や一般のコップを使って水を供えている方がいます。これはほとんど習慣的なもののようで「毎日欠かしたことがありません」と、誇らしげにおっしゃるおばあさんもいます。「なぜ水を供えるの?」と聞くと「仏様ものどが渇 […]
お彼岸は『お墓参り』の期間? ~彼岸の意味~
お彼岸になると、本山をはじめ全国のお寺で「彼岸会法要」が勤まります。おおぜいの門徒さんがお詣りされることはいうまでもありませんんが、その一方で、こうしたお寺での法要には関心を示さず、自分たちの先祖のお墓に参りさえすればよ […]
お経は誰のためにあげる?先祖を追善供養するため?
お経はいったい誰のためにあげるのでしょうか。月々のご命日やお盆、年忌法要、葬儀など、又日々のお勤めは、亡き方への為にお勤めするのでしょうか? 年忌法要などでお仏壇のお飾りを見てみますと、たくさんにお花やお供物がお供えされ […]
年忌法要は誰のため?
年忌法要は、亡くなって一年後に勤めるのが一周忌、二年後が三回忌、六年後が七回忌で、以後十三回忌、十七回忌、……と別表の通り勤められるのが一般的です。ただ二十五回忌のところは、二十三回忌と二十七回忌に勤める場合もあります。 […]
お香をたく回数は何回?
お焼香の作法は、各宗派によって少しずつ異なっているようですが、おおむね、次の二点がポイントになっています。すなわち、一つは、つまんだお香をおしいただくかどうかということ。今一つは、お香をたく回数です。三回のところもありま […]
死んだらどうなるの?
「故人も草場の陰で喜んでいらっしゃることでしょう」葬儀の席で再三耳にする言葉である。ではいったい「草場の陰」とはどこなのであろうか。元来日本では「土葬」という埋葬の方法があった。お棺のまま裏山に埋葬していた。そこがいわゆ […]