11月に入り今年も残すところ二ヶ月となりました。境内にも毎日雪が舞うようになり、紅葉も最終章に入ったようです。
真っ赤に染まったツツジの葉に雪化粧。きれいですね。もっと写真を上手に撮れればいいのですが。
先日10月の28日には婦人会有志の方々が境内のプランターの片付けに来て下さいました。まもなく雪囲いですね。またお世話になります。
さて、当寺報恩講のご報告をいたします。例年報恩講を迎えるに当たって、一年間を振り返り、去年の反省を思い起こしつつ、今年の報恩講はどうあるべきか、と自問自答が始まるのが、春の降誕会が終わってからです。法要の差定(内容)をはじめ、お荘厳(お飾り・仏花や供物)、ご案内の仕方、そして何よりも皆さんに「いい法要だった。お参りできてよかった。」といっていただく為にはどうしたらいいか。などなど。悩みつつそして寺内総代役員・壮年会・婦人会皆さんにご協力いただき、御講師、御法中をお迎えしお勤めさせていただくことです。
9月28日は朝から総代・壮年会・婦人会・担当地区役員さんのご奉仕を頂き、境内の準備作業や清掃作業、最終的な準備をしていただきました。山門や本堂・玄関には幕が掛けられ、山門付近などに仏旗が設置され、いよいよ報恩講当日をお迎えさせていただいた事を、慶ばさせていただきました。
午後一時半より初逮夜法要には多くの門信徒に参拝いただき、十二礼作法にてお勤めさせていただきました。御導師には元法務員の御幸断師にお勤めいただき、法要に引き続いての御伝鈔のご拝読では、法務員の竹澤真哉氏と竹澤拓弥氏に上巻を拝読いただきました。眞願寺では報恩講の参拝者用冊子を制作しており、その中にも御伝鈔が記載されていますので、皆さんとご一緒に親鸞聖人の御生涯を偲ばさせていただきました。
本年の御講師は、4年ぶりに大阪より清岡隆文先生におこしいただきました。初日のご法話より、親鸞聖人のお言葉を頂きつつ、わかりやすく、的確にお話しいただきました。当寺の開教百二十五周年記念法要以来三度目のご縁となり、ありがたい限りです。しみじみと聴聞させていただき、ともにお念仏頂いたご縁でした。