微笑みの中で春のお彼岸4日間②

境内のクロッカスもたくさん咲き、あたたかな春の日に照らされて輝いています。残雪も日陰だけになってきました。今年の雪解けは本当に早いですね。地球規模の気候変動が進んでいるようですが、夏の猛暑が今から心配になります。

さて、お彼岸最終日の20日もいいお天気となりました。午後1時には集会鐘を衆徒の廣兼氏が打ちました。あれ?写真をよく見ると鐘楼堂屋根の右上に・・・。アップしてみるとコハクチョウの様です。編隊を組んで10羽ほど飛んでたそうですが、最後尾の一羽が写真に収まったようです。

お彼岸四日目の最終日だったので、午後1時からの法要は、稲垣法務員が笙の演奏をする中で、導師を勤める住職が登礼盤作法を行いました。

老若男女問わず、約70名の方々が法要に参拝され、第2会場の大広間もほぼ満員となりました。第二会場には本堂の模様をモニターでご覧いただき、ご一緒に参拝いただきました。皆さんもマスクをされていましたが、ご一緒に「さんだんのうた」をお勤めしました。

 

 

 

法要に引き続き住職の法話では、眞願寺の歌『微妙』の意味と、このお彼岸に書いた詩『旅の途中』をもちいて、祖母からいただいた体験談をまじえ、導かれる有り難さをお話ししました。

 

 

法話のあとは特別企画として、ヴァイオリンの演奏者田岡あすみさんにお越しいただき、素晴らしい音色を生で聞いていただきました。

田岡あすみさんは眞願寺の御門徒ですが、この2月に御尊父様を亡くされたばかりで、8年前にもお母様が御往生されています。兄弟がおられないので、お母様が御往生されてから支えてくださったお父様とのお別れの悲しみは、量り知ることは出来ません。

そんな田岡さんと葬儀を通して親しくお話を伺うと、小さいころからお母さんに勧められヴァイオリンを習い、現在はご自身でお教室をはじめられたそうで、これから頑張っていきたいとのことでした。

初七日のお参りの後で「まだ忌明け前の春の彼岸会ですが、お寺のご本堂で短い時間演奏してくれませんか?きっと彼岸(お浄土)の世界でご両親も慶んでいただけると思いますよ。」とお願いしたところ、「ありがとうございます。よろこんで演奏させていただきます。」と快諾をいただきました。

美しい音色が権堂に響きわたり、聞かさせていただく私たちの心には彼の土に参られたご両親が、ご本堂で演奏している我が娘をどんな思いでご覧になっているかと心をよせれば、我がことのように不可思議な仏縁のお導きと、感動するばかりでした。

あっという間の6曲とアンコールに「故郷」を演奏していただきました。本当に素晴らしかったです。田岡あすみさん、本当にありがとうございました。ご本堂にお参りされ、素晴らしい演奏をお願いしますね。

コロナ禍が続く中、こころ曇りがちの私たちではありますが、微笑みの中で過ごさせていただくことが出来た、春のお彼岸4日間でした。当日の模様は右上のライブ配信動画一覧よりご覧ください。

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