北翔大学が主催し、眞願寺で会場の提供はじめ全面的に協力して行われています「子ども食堂地域食堂しんがんじ」では、わくわくお楽しみ会として6月30日に行われました。
昨年よりコロナ禍の影響を受け、本来の食事を提供し子どもや地域の方々が居場所となり得る時間を提供するという取り組みが難しくなりました。特に北翔大学の学生さんがメインとなる企画であり、授業の一環として行われていますので、コロナの影響はとても大きく響いています。
去年は2回の開催中止となりましたが、コロナ禍の中でも何とかできないだろうかと、協議を重ね2月の開催と同様にコロナ感染防止策を講じながら、短時間で行うお楽しみ会を行いました。
勿論、コロナ禍の為すぐに帰られる方には、多くの方に提供いただいたお弁当をはじめお米・新鮮野菜・江別のお菓子・ジュースなどを玄関にて無料配布しました。
お楽しみ会は約30分として、人数制限をするなどの対策を講じ、1時間ごとに3回に分けて行いました。少しでも子どもたちに楽しんでもらう為、「ジェスチャーゲーム」や「私は誰でしょう」など、お題の動物などをからだ全身で子どもにわかるように表現して当ててもらうなどのゲームがありました。
最後に「教えて住職さん」では、住職より3分間の子ども向けの話がありました。「食堂などの『堂』がつく単語はお寺から始まったんだよ」「いただきますはいのちをいただきます。手を合わせて言いましょう」「本当の自分の姿を知ってますか?怒ったときの顔知ってる?」など、皆さん興味津々に聞いてくださいました。
終始笑顔の中で話が終わると、住職よりご褒美に特別のメダルをもらい、そのメダルでガチャポンを回して、お菓子がいっぱい入ったお土産の袋をやお弁当などをいただいて、笑顔いっぱいで「ありがとうございます」とご挨拶をしてくださいました。
今回初めての企画としては、江別市社会福祉協議会の協力を得て、「何でも相談コーナー」も開催しました。子育て、生活、福祉など、コロナ禍の中で何か相談事があればお聞きしますということでした。この日は相談者はいませんでしたが、これからも行って行きたいと思います。
片付けが終わり、北翔大学の学生と関係者、地域のご奉仕いただいた皆さん、眞願寺関係者皆さんで記念写真を撮りました。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。