報恩講修行の報告 ③

投稿日:2022年12月20日

9月30日報恩講三日目。午前10時より御満座の法要が勤修されました。法要の30分前に、ご法中控室にて、当寺御住職よりご挨拶があり、引き続き、法務員の稲垣より差定説明がありました。法要の司会は、北喜伸博さん。3日間に渡り、聞き取りやすい声でご案内をいただきました。本当にありがとうございました。

ご満座のお勤めは正信偈行譜・五十六億和讃。普段は草譜を唱えることが多いですが、行譜の抑揚のある旋律に、みなさんも懐かしさを感じながら気持ちよくお勤めされたことだろうと思いました。

お勤め後、御礼言上があり、「清岡先生のご法話でいただいた数々の言葉を心に刻み、どうかこれからも眞願寺を温かく見守っていただければ、有難く存じます」と御礼を申し述べました。又「感染症が発生した当初は5年は収まらない、と考えていたが、最近は『元通りにならない中で何ができるか』という考え方に変わってきました。今後どのようにお念仏のみ教えを伝えらえれるか、ご門徒の皆さまに助けられながら一日一日を歩んでいきたい。」と申し上げさせていただきました。

 

その後、安孫子責任役員より「御住職のご長男郭成氏が戻られ、これから眞願寺の一員としてご活躍されることを期待しながら、今後とも報恩講にはじめ、各法要の伝統を皆様とともに大事にしていきたい」とご挨拶くださいました。

報恩講の最後を締めくくる清岡先生の御法話は、阿弥陀経の一説から始まり、誰もが聞いたことのある「極楽」という言葉を用いて、経典の言葉を懇切丁寧に解説してくださいました。時折想像力をかき立てるような例話を用いながら、こちらが引き込まれているうちにあっという間に時間となりました。3日間のお取り次ぎ、誠に有り難うございました。

 

お手伝いいただいた役員の方々、そして参拝いただいたご門徒の皆さま、三日間本当に有り難うございました。三日間の報恩講の模様は、YouTube眞願寺チャンネルか、HP右上の過去のライブ配信動画からご覧ください。

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