御嶽山の突然の噴火によって多くの登山者が死傷されたようです。私たちの生きているこの世界が自然の中にあることはわかってはいますが、突然の災害に遭うと、その人間の力には及ばない出来事がある世界であることを、痛感することです。災害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。救助活動に携わる方々のご尽力、ご苦労様です。どうぞお気をつけ下さい。
さて、28日報恩講初日をお迎えさせていただきました。朝早くから総代さん、壮年会、婦人会の役員さんなど、たくさんの方々がご奉仕に集まっていただきました。
外回りは男性陣がご本堂・山門・玄関それぞれに幕を張っていただき、提灯や仏旗などを設置していただきました。9月も終わりになると落ち葉も目立ちはじめて来ました。清掃もしていただき、準備も万全です。
厨房では明日からのお斎(食事)の準備に女性陣がご苦労いただきました。各部屋のセッティングもかかせない準備ですね。
午後1時半、初逮夜法要が行われました。導師は当別勝圓寺御住職様にお願いし、皆様とご一緒に『十二礼作法』のお勤めをさせていただきました。
引き続いて『御伝鈔』の拝読。今年は上巻の拝読が、住職・竹澤法務員・御幸法務員の三人により行われ、参詣の皆様も、参拝の冊子をご覧いただきつつ、聴聞いただきました。親鸞聖人のご生涯をともに偲ばさせていただいたことです。
休憩をはさんでご法話をいただきました。初めてのご縁をいただき、広島県呉市明円寺住職竹田嘉円師におひもときいただきました。やわらかいタッチで、御門徒とご一緒の目線で、親しみやすくお話しいただきました。笑いの中に大切なお念仏のお心をお説きいただいた一時間でした。
お陰様で、初日もたくさんの皆様に参詣をいただき、お勤めさせていただきました。さあ、中日の二日目です。参詣の皆さんにお斎(昼食)の接待が正午からあり、1時半より雅楽の演奏の中、大逮夜法要・門信徒追悼会・そしてご法話がございます。午後5時より夕食のお斎接待があり、6時より初夜法要(万灯会)がございます。初夜法要にはお子さんもたくさん参詣されることと思います。
三日目は朝7時より晨朝勤行、お斎(朝食)のご接待、10時より満日中法要、ご法話とございます。どうぞ引き続いての参詣をお待ちします。