「母は生涯気丈な賢母形のタイプであったが、いよいよ出陣する直前になって私の手をつかんで奥座敷に連れていき、周囲に誰もいないことを確かめて『そこに座りなさい!』というやいなや私の膝元にくず折れるようにしがみついて泣いた。平 […]
住職から
私の死と葬儀~エンディングノート~
「いのちの終わりは必ずやってくる」と知りつつも、その時を迎えていないと思う私には、なかなか現実問題として考える事が少ない。しかしよくよく考えれば明日だって保証されていないのが私のいのちでした。その「死」をどう迎えるか、又 […]
「出会い」そして「出遇い」
50年という長い時間が過ぎると、時代も変わり思いがけない出来事もたくさんありました。その都度こころも揺さぶられ、悲しみと喜びを繰り返してきました。自分で歩んできた人生ですが、思いもよらない出会いによって歩むべき道も変わ […]
当寺第四世住職眞證院釋廓悟(石堂廓悟)師 二十七回忌法要修行されました
ご 挨 拶 第五世 住 職 釋 了 正 謹啓 お念佛うるわしくお喜びのことと存じます。お陰様で「響35号」の発刊となりました。 昨年の報恩講初日9月28日午後1時半より眞願寺本堂におきまして、前住職の二十七回忌法要が修 […]
利益と環境
大自然の循環は、大気、水、土壌、生物等の間を物質が循環し、生態系が微妙な均衡を保つことにより成り立っている。その中から恵みである資源を採取して、私たちがより豊かな生活を手に入れるため、経済社会において循環し、ものを造り […]
親鸞聖人降誕会 4月21日
初参式(赤ちゃんの初参り)に続き午後1時より親鸞様のお誕生をお祝いする降誕会が行われました。 私がお念仏のみ教えに出遇えたのも、近くには亡くなってゆかれた方々をご縁としてと言う方が多いと思いますが、そのルーツをたどれば […]
尊び合ういのち
昭和20年8月6日、米軍によって広島の中心街に原子爆弾が落とされた。この一発の兵器により当時の広島市の人口35万人(推定)のうち推定14万人が同年12月までに亡くなっていかれた。 先日久しぶりに広島を訪れたときに平和 […]


