ウイズコロナの中で、儀式や法事行事をどのようにしたらいいのか。私たちにとって儀式は物事を受け止めるべき大切な行事であります。お寺では季節ごとのお彼岸・お盆・元旦会などの恒例行事をはじめ年忌法要や葬儀など、一般的には誕生日 […]
浄土真宗を知る
5月16日 ライブ中継して住職講座
5月も半ばを過ぎて、境内の花々も次々ときれいに咲いています。赤いツツジがお天気が良ければ明日にでも満開になることでしょう。楓やナナカマドの新緑もきれいになってきました。ここだけ見ていると、非常事態宣言が出ている地域とは考 […]
連載シリーズ 親鸞さまの里 3
清楚であり、重みを感じさせる佇まいは、親鸞さまを偲ばせる。室町期に建立されたという茅葺屋根のおもむき深い楼門を見上げる私は、えも言われぬ感慨に包み込まれて言葉を失っていた。 常陸の国笠間の郡稲田郷 秋さかりなり参 […]
連載シリーズ 親鸞さまの里 2
親鸞さまは六十歳を過ぎて、常陸から京都へお戻りになられたという。残された弟子たちはそれぞれの地域の道場や寺に集まり、信心を守り発展させていった。指導者となったのが面授の弟子(直弟)たちであり、やがて『二十四輩』という名 […]
連載シリーズ 親鸞さまの里 1
清流に架かる長い橋を渡ると、間もなく祖父母の待つ曲屋が近づく。阿武隈の支脈が迫る氾濫原である地帯は、自然堤防上に集落が形成されている。いわば関東平野が北に尽きる辺りである。右岸の私の村は関東ローム層の台地にあり、地質の […]
お佛壇のあるくらし5
白寿のひと 飛鳥寛栗(あすかかんりつ)さん この人の生き方こそ、標題にもっとも相応しいのではないかと、今回は視点を変えて、ひとりの佛教者をご紹介いたしたいと思います。 この人の母方の祖父は、西南戦争で西郷軍に捕えらえ […]
お佛壇のあるくらし4 佛壇と神棚
家を離れた学生生活の頃からだと思いますが、久しぶりに古里の家に戻り、佛壇に掌を合わせれば、自分の家に帰ってきたという実感が湧いてきた思い出があります。 しかし、佛壇の前に坐ったのは、けして自発的な行為などではなく、半 […]