年が明けて例年に比べると穏やかな冬の日が続いておりましたが、ここ2日ほどは、毎日除雪に汗かく様になりました。境内も松などの樹木は雪の傘が出来ていました。親鸞聖人の傘も重たそうになっています。
今朝の気温も境内で-14°に下がり、外に出ると「しばれる」感じです。そんな中でも、野鳥は元気よく飛び回っていました。餌台もにぎわってきていますね。冬場は野鳥の餌が激減するので、野鳥も大変ですね。
さて、そんな中ですが16日は眞願寺でも御正忌法座が午後1時より勤まりました。雪も降りましたので参拝者は少ないかと思いましたが、お陰様で70名近い方々の参詣をいただき、賑々しく正信偈のお勤めをさせていただきました。
ご法話は増毛町の藤順生師におひもときいただきました。親鸞聖人のご恩に感謝しつつ聴聞させていただき、ありがたくお念仏申させていただきました。皆さんようこそのご参詣でした。
ご法座が終わり、午後4時より定例の総代会が行われ、門信徒総会にかけられる議案などについて議論いただきました。総代役員皆さんより、貴重な意見をいただき、今年も一人でも多くの方がこのお寺に来ていただける様、努めていきたいと心新たにさせていただきました。
京都本願寺においては、9日より16日まで御正忌報恩講が修行去れました。お陰様で今年も12日の日中法要・逮夜法要に出勤し、御真影様(親鸞聖人御木造)に御礼申し上げさせていただくことができました。
特に今年は9日の初逮夜法要には前坊守が参拝し、12日の逮夜法要には当別勝圓寺様御住職とご一緒に内陣に七条袈裟で出勤し、坊守・娘・東京の母・叔母・甥も一緒に参拝させていただき、翌朝6時からの晨朝勤行には長男と一緒に参拝させていただくことができました。
ご本山の御正忌という門徒として一番大切なご法要ですが、参詣が少ない様に思えました。御正忌だけではなく、ご本山に参拝させていただくことの大切さを、身近な方よりこれからも伝えていかなければと感じた事です。
13日には大谷本廟明著堂のお夕事に参拝させていただきました。この明著堂の奥にあるのが六角堂(親鸞聖人御廟)です。
そして眞願寺の納骨堂にも参拝させていただきました。多くの眞願寺門信徒皆様が分骨されています。
15日はインターネットの同時放映で御門主様の御親教をいただきました。その動画を録画し、翌日の総代会にも皆さんに見ていただきました。今年はいよいよ「伝灯奉告法要」です。眞願寺も本年10月と翌年5月に団体参拝をさせていただきます。多くの方とご一緒できればと願うばかりです。
東京でも雪の便りが聞こえてきました。今晩1月18日から道内でも荒れた天気になりそうです。先日は地震もありましたね。自然の中で生かさせていただいているわが身ですが、先ずはいつ起こるかわからない自然災害について身近な備えだけはしておきましょう。眞願寺も江別市指定の避難所になっています。