満開の日は二日ほどでした。満開とともにパラパラと散り始め、今朝は残っている花は2分ほどとなりました。
それは散った花の元から赤色の若葉が芽生えはじめていることがよくわかります。
散った後の写真は結構珍しいのかもしれませんが、こんな写真を見ると、散りゆく花の後も、脈々といのちの営みが続いていることが伺えます。今後は若葉が大きくなるのと同時に、サクランボも実っていくのでしょう。
さて、4月25日は午前11時より初参式(赤ちゃんの初参り)がありました。4組6名の新生児がご家族とご一緒に受式されました。30分ほど前から続々とご両親に抱かれながら参集されました。
受付を済ませて式章お念珠をいただき、指定された御座布団にご移動です。コロナ禍の為、ご家族毎に十分に距離を保って座っていただきました。
11時よりいよいよ式が始まりました。喚鐘の大きな鐘の音にビックリした子もいましたが、泣く子もなく「らいはいのうた」を皆さんとご一緒におつとめしました。
順番にご家族毎に焼香していただきました。なんとも有り難い姿ですね。
続いて住職より受式された新生児の名前を呼ばれて、『初参式のご消息』の拝読。法話では、私がお育ていただいたように、この小さないのちを感謝の中でお育てくださるよう、そして悲しいとき苦しいときにはお念仏申しながら、みほとけと共の人生を歩んでくださいと、話されました。
住職より赤ちゃんとお母様にアルバムやお念珠が記念品として贈られ、記念撮影で終了となりました。
昨年はコロナで中止となりましたが、何とか修行できて本当に良かったです。どうぞすこやかにお育てください。おめでとうございました。