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平成16年4月 帰敬式(おかみそり)レポート (2004年5月1日)
寺史に残るべく儀式「帰敬式」が3月29日本堂にて行われました。この儀式は本来、受式する本人が、京都本願寺(本山)に上山し、御門主様より直接頂く儀式でありますが、この度、本願寺の規約が改正され、一般寺院でも御認許いただけれ […]
世の中安穏なれ! (2004年3月1日)
「人道的復興支援」の言葉のもと、毎日テロによる死者が絶えないイラクへ、武装した自衛隊の派遣が始まった。雪の北海道旭川で「日の丸」の小旗が振られる中、イラクへ赴く隊員達が、出発した。 その光景をテレビで見た私は、50余年前 […]
宗教の異なる家族が亡くなったら…(葬儀と宗教) (2004年3月1日)
家族の間で異なる宗教を信じていたり、あるいは「無宗教」という人がいる場合その方が亡くなれば、葬儀はどうすればよいでしょうか。 一般的に言って、さけて考えられないことは『故人の意志』だと思います。まして、生前遺言に「私が死 […]
朝には紅顔ありて(あしたにはこうがんありて) (2004年3月1日)
今回は新刊書の中から「朝には紅顔ありて(あしたにはこうがんありて)」を御紹介させていただきます。著者は御門主大谷光真様であります。平成15年4月に発行されてから、版を重ねるごとに感動の輪を拡げていると聞きます。深い学識と […]
坊守から・平成16年3月 (2004年3月1日)
桃の節句を迎えましたが、外にはまだたくさんの雪がありますね。日差しは少しづつ春を感じさせてくれる様になってきて、心を明るくしてくれます。 季節柄、知人の引っ越しなどの話が聞こえてきます。皆で「寂しいね~」などと話している […]
「うし」と「とり」と「ぶた」…そして人間 (2004年2月1日)
ついに東南アジアで流行している鳥ウイルスが九州地方で発見された。日本では輸入が規制されてはいるが、渡り鳥が感染源として見られている。さすがに渡り鳥までは規制出来ないのか、詳しいことはわかっていないらしい。その鳥からぶたへ […]
蓮如上人御真筆六字名号 (2003年9月1日)
今年7月、本願寺第8代宗主蓮如上人の御真筆六字名号(南無阿弥陀佛)が眞願寺で発見された。 五百年以上の歳月を経たこのご本尊、蓮如上人がお書きいただいてから、どんな場所で、どんな方々が、どんな思いで、この六字を拝し、手を合 […]
法名は生きているときに授かる~帰敬式のおすすめ~ (2003年9月1日)
法名とは、「死んでからの名前」と思われている方が多くおられますが、それは大きな間違いです。葬儀の時に自分のお寺の住職がつけるのは、その亡くなった方が、本来授かっていなければならない法名をいただいていなかったから、緊急の処 […]
老々介護 (2003年9月1日)
今回は「老々介護」森岡恭子著を紹介します。 著者の森岡恭子さんは、市内在住の主婦であり、眞願寺の門徒でもあります。 まえがきで「老人人口の仲間入りをした私達夫婦は、揃って癌の手術をした。それでもなお、超高齢の姑(はは)と […]
坊守から・平成15年 (2003年8月1日)
私は今、7才の男の子と3才の女の子と母、そして住職にかこまれて忙しい日々を過ごしていますが、親になってみてはじめて子育ての大変さを実感しています。 子供が産まれたばかりの時は「はやく歩いて」「はやくおしゃべりして」と願っ […]
生かされているいのち (2003年5月1日)
手の平を太陽に すかしてみれば真っ赤に流れる ぼくの血潮みみずだって おけらだって アメンボだってみんなみんな 生きているんだ 友達なんだ 私達の生きている地球には、人間だけが生きているのではない。ありとあらゆる生き物に […]
戦争反対 (2003年3月19日)
あらゆる戦争に反対いたします。 「天上天下唯我独尊」天にも地にも我一人尊しとおっしゃった釈尊の意味を味わえば、この世に自分と全く同じ人間はいないということでしょう。だからこそ、私のいのちは尊いものだ、ということだと思いま […]
受け継ごう、このお寺を、お念佛のともしびを (2003年3月1日)
19日報恩講「ともしびの集い」にお詣りいただいた二人が、手にともしびをいただいて…「おばあちゃん、このおあかり、どこにもっていくの?」「これはねえ、のの様におそなえするのよ。さあ、気をつけて、ちゃんと持って、いっしょにお […]
院号を付けると「位」があがる?「居士」や「大姉」は? (2003年3月1日)
法名をいただいていないご門徒が亡くなりますと、導師を勤める住職が、ご門主に代わり「おかみそり」(帰敬式)を行い、法名を授けることになりますが、その際、御遺族の要望で「院号」をつけることがあります。 この院号、実は誤解なさ […]
四季おりおり 和讃に学ぶ (2003年3月1日)
今回は「四季おりおり 和讃に学ぶ」寺川幽芳著をご紹介いたします。 著者あとがきに「…まず何よりも親鸞聖人が系統立てて書かれた和讃を、こうしたつまみ食いのような形で取り上げてよいのだろうか…ということがありました。私は現在 […]