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蓮如上人御真筆六字名号 (2003年9月1日)
今年7月、本願寺第8代宗主蓮如上人の御真筆六字名号(南無阿弥陀佛)が眞願寺で発見された。 五百年以上の歳月を経たこのご本尊、蓮如上人がお書きいただいてから、どんな場所で、どんな方々が、どんな思いで、この六字を拝し、手を合 […]
法名は生きているときに授かる~帰敬式のおすすめ~ (2003年9月1日)
法名とは、「死んでからの名前」と思われている方が多くおられますが、それは大きな間違いです。葬儀の時に自分のお寺の住職がつけるのは、その亡くなった方が、本来授かっていなければならない法名をいただいていなかったから、緊急の処 […]
老々介護 (2003年9月1日)
今回は「老々介護」森岡恭子著を紹介します。 著者の森岡恭子さんは、市内在住の主婦であり、眞願寺の門徒でもあります。 まえがきで「老人人口の仲間入りをした私達夫婦は、揃って癌の手術をした。それでもなお、超高齢の姑(はは)と […]
坊守から・平成15年 (2003年8月1日)
私は今、7才の男の子と3才の女の子と母、そして住職にかこまれて忙しい日々を過ごしていますが、親になってみてはじめて子育ての大変さを実感しています。 子供が産まれたばかりの時は「はやく歩いて」「はやくおしゃべりして」と願っ […]
生かされているいのち (2003年5月1日)
手の平を太陽に すかしてみれば真っ赤に流れる ぼくの血潮みみずだって おけらだって アメンボだってみんなみんな 生きているんだ 友達なんだ 私達の生きている地球には、人間だけが生きているのではない。ありとあらゆる生き物に […]
戦争反対 (2003年3月19日)
あらゆる戦争に反対いたします。 「天上天下唯我独尊」天にも地にも我一人尊しとおっしゃった釈尊の意味を味わえば、この世に自分と全く同じ人間はいないということでしょう。だからこそ、私のいのちは尊いものだ、ということだと思いま […]
受け継ごう、このお寺を、お念佛のともしびを (2003年3月1日)
19日報恩講「ともしびの集い」にお詣りいただいた二人が、手にともしびをいただいて…「おばあちゃん、このおあかり、どこにもっていくの?」「これはねえ、のの様におそなえするのよ。さあ、気をつけて、ちゃんと持って、いっしょにお […]
院号を付けると「位」があがる?「居士」や「大姉」は? (2003年3月1日)
法名をいただいていないご門徒が亡くなりますと、導師を勤める住職が、ご門主に代わり「おかみそり」(帰敬式)を行い、法名を授けることになりますが、その際、御遺族の要望で「院号」をつけることがあります。 この院号、実は誤解なさ […]
四季おりおり 和讃に学ぶ (2003年3月1日)
今回は「四季おりおり 和讃に学ぶ」寺川幽芳著をご紹介いたします。 著者あとがきに「…まず何よりも親鸞聖人が系統立てて書かれた和讃を、こうしたつまみ食いのような形で取り上げてよいのだろうか…ということがありました。私は現在 […]
位牌はいらないの? (2002年9月1日)
故人の法名を刻んだ位牌をお仏壇の中に入れているお宅がけっこうあります。その位牌の前にはお仏飯やお水が供えられていたり、ひどい場合には、ご本尊がかくれてしまう位置に位牌が置かれていたりします。 これではなんのためにお仏壇を […]
歎異抄の話 (2002年9月1日)
「歎異抄の話」という本を御紹介します。 著者は龍谷大学教授・行願寺住職、普賢晃寿氏です。 100ページにも充たない小冊子ではありますが、充実した内容、何よりも分かりやすく、説得力のある著書であります。歎異抄関係の著作には […]
親鸞聖人の妻恵信尼公の生涯 (2002年8月1日)
今回は「親鸞聖人の妻恵信尼公の生涯」大谷嬉子著を紹介させていただきます。 著者大谷嬉子前裏方さまは、平成12年ご往生されましたが、生前は宗門の発展のためにご指導ご尽力され、特に、今日の宗門にとりまして最大の組織であります […]
蓮如の手紙 お文・御文章現代語訳 (2002年8月1日)
今回は浅井成海監修「蓮如の手紙、お文・御文章現代語訳」をご紹介させていただきます。 月忌参りや法座などの形式は、蓮如上人の時代にすでにその萌芽がみられていたと言われています。すなわち御本尊、南無阿弥陀仏の尊前に座して、正 […]
ねがわれて…今いかされて (2002年6月1日)
自分の両親が2人、祖父母が4人、曽祖父母が8人・・・10代さかのぼると実に2196人、1098組の先祖の方々が私にはいたことになる。その中で一組でも結ばれなかったのならば、今の私は存在しない。そう考えるとこの私も多くの先 […]
お仏壇にご先祖が入っている? ご先祖はどこでなにを? (2002年3月1日)
先日あるご門徒のお宅で「お仏壇は、ご本尊である阿弥陀如来を安置するところで、先祖をおまつりするためのものではありませんよ」とお話しましたら、こんな質問を受けました。 「これまで、お佛壇にはご先祖が入っておられるとばかり思 […]